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愛すべき人




電車に乗るのをやめて
ひとり歩き始めていた
ガード下の道 ネオンと人と 
煙の中を・・・

涙があふれていた
黙々と歩きながら
静かに眠れる場所を求めて 
あてもないまま・・・

名前も知らない女を抱いて
この心が 安らぐのであれば・・・
戻れない日々が こんなにも今
激しく この胸を 揺さぶる・・・



時には お前のこと
足手纏いにさえ感じ
そばにいることも あたりまえのように
受け止めていた・・・

追いかけてやれもせず
ほっとさえ していたなんて
愚かなこの俺を 責めるみたいに
雨が頬を打つ・・・

孤独を気取って 粋がっていた
孤独の意味さえ 知らないままに・・・
戻れない日々が こんなにも今
もう戻らない 遠い安らぎ・・・

孤独を気取って 粋がっていた
孤独の意味さえ 知らないままに・・・
愛すべき人が こんなにも今
ただ愛しくて 抱きしめたくて・・・





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(Photo by (c)Tomoyuki.U URL
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