♪再生♪
遅すぎるラブソング
目標を失ったように ぼんやりしていたんだ
ただ繰り返す毎日に 少し疲れていた
意味もなく ため息をついて
立ち止まったり 振り向いたり・・・
君を失い ひとりになって はじめてわかったんだ
ほんとうに大切なことは とても ささやかなこと
たとえば ありふれた日々が
愛しく かけがえないということ・・・
もう何もかもが どうでもいいと思っていたんだ
けれど それでは すべてが意味のないものに代わってしまうよね
君と過ごした時間 君と歩いた季節
そして君が教えてくれた数えきれないやさしさたちも・・・
君とあのまま 暮らしていたなら 気づけなかったと言われたよ
そうかもしれない でも 僕なりに 少しわかりはじめていた・・・
言い訳だね どんな言葉も どんな想いも
今となっては・・・
君は笑ってくれるだろうか こんな弱さを伝えたなら
それとも 君は怒るだろうか もう たくさんだと・・・
泣きながら あの日のように
僕の胸を 叩くだろうか・・・
もう何もかもが ただ哀しい色に染まってゆく
僕は 安らぎという名の風に 強く抱かれていたというのに
君のまぶしい笑顔 君の確かなぬくもり
僕が守るべきものは すべて
もうこの腕の中にあったというのに・・・
Photo by Shudou's World
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